2013年2月15日金曜日

Agricola Strategy Guide 和訳 part1

この記事(http://gameknight.com/?page_id=235)を訳したいと思ったきっかけは2つ。
1、日本にはまともなレビューサイトはあっても攻略サイトはないから
人狼アグリコラwikiはあるけれども、どうしてもカード偏重に学ばざるをえない部分がある。この記事では、最初の動き方+組み立て方+基本的な考え方が学べて非常に有用だった。
2,需要の高まりを感じるから
最近、なぜかアグリコラはまた人気が出てきていて、私も馴染みのボードゲーム会ではせっせと布教している。しかし、アグリコラを牧歌的に楽しめる環境というのは、結構貴重になってしまっている感が個人的にあり、どうしても知っている人と初心者がやるケースが多いと思う。その場合に、初心者の人にひと通り教えるというのは、やっぱり気合の入ることだし、個人個人に重要視するものに偏りがあって難しいなぁと思っていた。でも、初心者の人はコツってなんかないのか!って気分になるゲームだと思うので、初心者向けの記事ってのは必要なんだろうと思っていた。

この記事では「カードの出し方の考え方」みたいなゲーム慣れしている人なら、無意識にやっている思考とかを、しっかり解説している。非常に良い記事をこんな駄訳にしてしまうのは、本当に惜しいんだけれども、英語で書いてあるよりはいくぶんかましだろうと思う。非常に長くなりそうなので、家族を増やすという一番最初のとこを、とりあえず公開してみる。





以下翻訳記事


あなたは、ウヴェ・ローゼンベルグの神ゲーアグリコラを購入し、ルールを覚え、何度も遊びましたか?(もしかしたら、コンポーネントをかわいい木のコマや手作りのレンガコマに変えてしまった人もいるかもしれませんね!)それ自体は大変いい事です。しかし、あなたはこの脳が焼けるほど悩ましいゲームに、実際どのように立ち向かっているでしょうか?もしそれに悩んでいるとしたら、あなたはいい記事に出会いましたね。

この記事では職業カード・小さい進歩の入った通常のゲームを念頭に置きます。もちろん、基本的な考え方はファミリールールにも当てはまります。大きな違いは、最得点の予測を低くせざるを得ないところです。強いカードを使っても、すべてうまくするのは難しい(カードを使わずに?不可能です!)しかし、この記事はファミリールールでも実践的なテクニックと戦略:バランスのとれた点数のとれる農場の作り方を載せるつもりです。さぁ、どこから手を付けましょうか!


しあわせ家族計画

多くの優先することがアグリコラにはありますが、兎にも角にもあなたの家族を増やすことを優先すべきです。多くの家族は手数を増やし、手数は多くの点数に結びつきます。言うまでもないことですが、家族コマはそれ自身がそれぞれ3点になります。しかし、ことは単純です:より早く新しい家族を動かすことは、ゲーム終了までにより多くのアクションをもたらすのです。はじめは全員2人の家族から始まります。つまり、ゲーム中に28手は保証されているわけです。あなたが5ラウンド目で家族を増やすということは、手番が9つ増えるということなのです。

では、どのように家族を素早く増やせばいいのでしょう?まず増築が必要です=5木+2葦です。目標はこれらの資源をステージ1(ラウンド4)の終わりまでに揃えることです。どのくらい資源が手に入りやすいかは、プレイ人数とプレイヤーの手札によって変わります。理論上、これらの資源は3手で入手出来ます。(2グリでも:〔3木〕〔3木〕〔2葦〕) 4グリ:〔葦石飯〕はよい選択肢になります。4手になるけれども、最初の増築材に加えて2飯(最初の収穫では4飯以上あれば十分です)と後に役に立つ2石が手に入ります。

5グリでは[4木]、[葦石木]のアクションがあるため、資源を集めるのはさらに簡単になるかもしれません。この2つのアクションをすれば、あと1つだけ葦があればいいのです。3グリでは[葦1]のスペースを3人で奪い合うため、少し難しくなります。あなたが増築のコストを少なくするあるいは、置き換える事のできるカードを持っていない限り、ステージ2に入るまでに増築材が手に入らない人が出るかもしれません。いざというときのため、いつでも[好きな資材1]のアクションがありますが、あなたがカードの効果によって追加の資源(例えば、柄つき網で2飯)を得ることができなければ、そのアクションは非常に弱いものになります。3グリでは特に、スタートプレイヤーの位置をコントロールするのは非常に重要になります。

ここで、私たちはスタートプレイヤーをタイミングよく獲得する重要性に気づきます。一般的に(いつもではありません)葦1つを[葦1]から獲得しようとは思いません。たいてい、場により良いアクションがあるからです。これはラウンド2あるいはラウンド4に(ちょうど増築材になる)葦2が手に入ることを意味しています。その葦を確実に手に入れるにはどうすればよいでしょうか?ラウンド1か3にスタートプレイヤーを取ってしまい、葦2をラウンドの最初にとってしまうことです。しかしながら、他のプレイヤーも同じ考えを持っていることを忘れないでください。つまり、あなたの2手番目まで、スタートプレイヤーのスペースが残っているとは、思わないほうがいいということです。確実にスタートプレイヤーになるには、ラウンドの始めのアクションを使う必要があるでしょう。すでにスタートプレイヤーになっている場合?その権利を逃さない唯一の方法は、それをあなた自身がまた確保することです。

木材を獲得するのはたいていの場合、より簡単です。しかし、欲張ってはいけません。木材が6つ、たった4つでも累積するのを待ってはいけません。ゲーム序盤のアクションは終盤に比べると効率的ではないでしょう。3グリでは、3木-2木に2アクション使い最初の増築に備えることは全く間違っていません。もっと、たくさん木材があったほうがいい?そうですね… しかし、あなたが木材を確保できる機会があったのにもかかわらず、それを獲得しようとしなかったなら、他のプレイヤーはあなたを閉めだしてしまうでしょう。

いったん魔法の5木2葦を集めたとしても、増築のアクションにいく必要があります。ここで本当に注意深く見るべきは他のプレイヤーの資源です。


あなたが増築材を持っているというだけでは、増築のアクションに急いで駆け込む理由にはなりません。他の誰も増築ができないのであれば、家族が増やせるようになるまで、待つことが可能ですし、もし誰か他の人が増築材を確保しても、その直後に増築を行うことで、相手に機会を与えることはありません。数少ない例外的な状況を除いて、対戦相手はあなたの元からアクションを奪うことはできません。しかしながら、スタートプレイヤーが変わることによって手番順にどのような影響が出るのかには注意しなくてはいけません。―仮にラウンド4であなたがスタートプレイヤーだとしましょう。最初のアクションは葦2を取り、増築材が揃いました。あなたの次のプレイヤーは3木・葦2しか持っておらず、スタートプレイヤーを取りました。さぁ、あなたの手番が回って来ました… 他の誰も増築材を持っていない状況なので、(*増築レディは自分しかいません)増築を後回しにしても良いでしょうか?そうはいきません…。
もしあなたが増築しなければ、対戦相手は次のアクションで木材を取りに行き、次のラウンドの最初のアクションで、あなたに機会を与えることなく増築をするでしょう。あなたはラウンド6まで増築を待つことになり、あなたが家族を増やすのも遅れることになるでしょう、流れが大きく変わってしまいます。

こういった手番順の操作は特に4グリで難しくなります。あなたは4人のプレイヤーで1つの増築スペースと1つの家族を増やすスペースを争うことになるからです。もし、家族を増やすが7ラウンド目になると、ラウンド10まで一人は家族を増やせないことになるでしょう。4グリでは、しばしば経験者が”家族を増やす”列と呼ぶものにあなたは並ぶことになるでしょう。あなたが増築しても、次は”家族を増やす”が出てくるのを待つことになります。一人プレイヤーが家族を増やした後、次のプレイヤーが次のラウンドに確実に家族を増やすためにスタートプレイヤーを取るでしょう。そして、ずっとこの列が最後のプレイヤーまで続きます。この最後のプレイヤーにあなたにならないように!もし、あなたの増築が最後になりそうなら、あなたが2部屋増築する十分な資材が集められるかどうか確認してください。そうすれば、1つの効率のいいアクションで、2つの部屋を増築することができ、あなたは少なくとも家族を増やすことが最後である分を取り返すことができます。そして、もし、タイミングも良ければ、4人目の家族を増やすのは一番早くなるはずです。



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