2012年3月29日木曜日

「イノベーション」日本語版発売日決定とそれ関係の画像紹介



4月30日予定ですね。
日本語版販売ページはここのようだ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B007P182MU?

ルール説明はホビージャパンブログを参照。

さんざん語っているように、合う合わないはあるものの面白いゲームです。でも、この表紙はちょっとバタ臭いというかおっさんもおばさんもみんな顔怖いよね…
ということで以下はBGG(BoardGameGeek)からiello版「Innovation」の画像を紹介するよ!


2012年3月27日火曜日

ボードゲーム Innovationの特徴

  Innovationの特徴。様々あげることができると思うが今日は以下の点から語りたいと思う。それは、どんなに回数を重ねても、ゲームを始める前には戦略・戦術が立てられないこと。これはよく遊ばれる他のボードゲームでは考えられないことである。カタンにおいても、プエルトリコにおいても、アグリコラにおいても、ドミニオンにおいても、戦略・戦術というのは常にプレイヤーに提示されてきたし、プレイヤーは感想戦においてそれを話し合ってきた。
  Innovationは長期戦略(あるいは戦術)を立てる自由はないといっていい。

2012年3月25日日曜日

Innovation:アイコンに対する分析 (BoardGameGeek内記事和訳)


  この記事はBoardGameGeek内のフォーラムのInnovationの考察記事を和訳したものです。
  ゲームを面白さを探求する楽しみを損なう可能性が多々あります。Innovationを新鮮な気持ちでやろうかなとか、日本語版待ちだよという人はそのへんをわかった上でお読みください。 

(原文 BGGより Innovation» Forums» Strategy Subject:Icon worship

  よく言われるように、あなたはイノベーションを最初の数ゲームは非常にランダムなゲームと感じるでしょう。(カードもよく把握できていないし、何を目指すべきかもよくわからないからです)私も最初の数ゲームは、コテンパンにやられました。この記事は、何が起こったのかを理解しようとするものです。
  (最初にコテンパンにやられた理由を)私は対戦相手がなにをしようとしているのかに注意をはらうのに集中しすぎたからだと確信しています。(すなわち、私のドグマに相乗りしようとしたり、要求の効果によって、私を攻撃したりといったことに気をとられたということです。)これは要約すれば、アイコンの問題です。また、スコアを獲得する方法をうまく動かすのにも苦労しました。
  だから、わたしはすべてのカードを調べて、要求、ドロー、メルドのカードのまとめをつくりました。どのカードがどのアイコンを参照して、何をするかを知るために、私はアイコンと時代に注目してカードを総計しました。(訳注:画像がそのカードの総計になっています)

2012年3月23日金曜日

私がInnovationが好きな理由

~この記事はレビュー

           と言うよりは思いの丈です~


  最近私はどこのゲーム会行っても『Innovation』というゲームをやっている。ここまでハマったゲームはいわゆる「ドイツゲーム」に出会ってから初めてである。今回はこのゲームの紹介の記事を書く前に「なんでここまでこのゲームを好きなのか」について書いておきたいと思う。(もちろん、日本語版が出る前の時期だから、ゲームの紹介を書いておきたいってのはあるのだが)
最初に結論を書いてしまうと【ここまで展開が多様で毎回のプレイが新鮮なゲームはない】という点に尽きると思う。これはゲームの始まり方、中盤戦という物がどこにありキーカードが何だったか、そして、終わり方はどうだったか等ほとんどが違ってくるということを意味している。これは、いわゆる優等生なドイツゲーでは味わえない体験である。

2012年3月13日火曜日

Dixit評(ディクシット)

不思議な絵を見て何思う。Dixit評


  各々のプレイヤーはカードを5枚持ちます。手番プレイヤーは”語り部”となって自分が出すカードを表すテーマを言います。(オプションルールでは身振りでも擬音でもいいことになってます)他のプレイヤーは、自分の手札の中からその人が言ったテーマにマッチしそうなカードを選びます。手番プレイヤーは自分のカードと他のプレイヤーのカードを合わせて、ランダムにカードを並べていきます。それから手番の人以外は投票タイムに移ります。投票は全員同時に行い、”手番のプレイヤーが出したカード”を当てに行きます。
ここまで読まれた方は「じゃあ、わかりやすいお題を出すゲームになるんじゃないの?」と思われたかもしれません。しかし、得点ルールがこれを防いでくれます。
【得点ルール】

2012年3月5日月曜日

Era of Invention(発明の時代)評 兼面白くないゲームを避けて無難にゲームを買う方法

Era of Invention(発明の時代)評、兼面白くないゲームを避けて無難にゲームを買う方法



皆さんは面白くないゲームを買ってしまったことはあるだろうか?自分には合わなかったわけではなく”面白くない”ゲームである。「くっそゲーだー」とテンションも上がらないゲームを買ってしまったことはあるだろうか。ボードゲームで面白くないゲームを買ってしまった時のショックは大きい。5000円以上の金を払って、もう二度と陽の目を見ることのない大きい箱を買ってしまったという時は本当に悲しい気持ちになる。そのうえ、そのゲームにつきあわせてしまった他のプレイヤーに対して、申し訳ない気持ちになってしまうというおまけもついてくる。しかし、この気持ちをあまり味わうことない人も多いのではないだろうか?
なぜなら、回避方法が簡単だからである。他人にやらせてもらってから購入検討したり(東京ならゲーム会は死ぬほど開催されている)、ネットで評判を調べてから(個人レビューサイトでも良いし、boardgamegeekplay:gameでも構わない)傑作・良作評価を受けているものを購入すればよい。わざわざ、評価がわからないボードゲームを買う必要はないのである。
かっこいい箱絵
前置きが長くなった。私がこれらの手順を無視して失敗したのが今回紹介する「発明の時代(Era of Invention)」である。このゲームを購入したポイントは2、①発明を資源を使って獲得し、それが利用されるごとに利益が入る。しかし、この利益は特許を取らなければ模造品の被害を防げないという点。②箱絵が素敵だった。ああ、なんという貧弱な根拠だろう!思い返すとひどいにもほどがある… システムとしてはワーカープレイスメントである。一応紹介だしそれくらい解説しよう。
このゲームの良いところは前述のとおりである。良いところはあたっていたのだ。(特許のシステムは普通ではあったが雰囲気付として悪いわけではなかった)では、悪いところはどこだろう?資源獲得の方法である。工場を買って資源を獲得するのだがその工場が強いのだ… 資源は最初から最後まで結構派手に獲得できて楽しい。しかし、最初から激しすぎるために最初に必要な資源を買ったプレイヤー(ファーストプレイヤー)との差を埋めるのが難しい…。一応資源交換の方法もあるので、そこでバランスを取ることもできるらしいが、そこに気づかないと終盤まで順位入れ替わりの様子があまりにもないというのはよくないと感じた。後付属のルールの書き方が良くなくて資源補充のミスがありプレイの際は30分くらい巻き戻ったのも余計に印象を悪くしてしまっていると思う
今回のまとめとしては『ゲーマーズゲームはgeekの評価を見て買おう!』ということに尽きる。時間の節約にもお金の節約にもなるしね!新作を買っていち早く面白いゲームを発見する楽しみもあるけど、そこは本当に深い楽しみ方だと思います!