2012年11月26日月曜日

ごきぶりキング(withごきぶりポーカー)

ゲームマーケットがだいぶ前に終わった。買い物をしその日のうちにプレイされる幸運なゲームもあれば、そのままのゲームもある。今回はその日のうちにプレイした「ごきぶりキング」について書こう。



ごきぶりキングはごきぶりポーカーのバリアントみたいなものだ。数枚の追加カードと少しの追加ルールしか増えておらず新作と言えば新作…みたいなゲームになっている。
ごきぶりポーカーといえば、伊集院光のラジオで取り上げられいち早く有名になったドイツカードゲームである。
単純なブラフゲームでルールは、
親が手札から害虫カードを裏向きに誰かに渡し、そのカードが何か宣言する。渡されたプレイヤーは①その宣言が嘘か本当か当てる②カードの表面を見て、また誰かに渡し、そのカードが何か宣言する このどちらかを選択し、宣言を当てられれば、宣言したプレイヤーがカードを引き取り表向きに置く。宣言を外せば、外したプレイヤーがカードを引き取る。 
という具合である。そして、自分の前に4枚同じカードが貯まればその人の負けというわけだ。
私がこの趣味にハマりだしたきっかけでもあるので一時期はこのゲームをやる回数は高かった。しかし、最近はごきぶりポーカーをプレイする機会はかなり減った、めったになくなった。
なぜだろうか?
とにかくやる人によって面白さが全く変わるゲームだからだと思う。すごい淡白に終わり「ふーん」で終わるときもあれば、なぜか確信を持てたような気になって自信満々に間違え「ちくしょー!!」となったりする。人を選ぶし、その場のバイブス(空気感というかノリというか)重視の扱いの難しいゲームと感じるようになってしまった。



さて、ごきぶりキングはどうだろうか。追加されたのはキングカード それぞれの害虫にキングが1枚づつ入っている。これを受け取った場合、追加でペナルティカードをセットアップの時分けた山から引いてくる。他にもキング宣言以外は全部ホントのカードと、全部ウソになる何も書いてないカードがある。こいつらを出されて宣言に負けると、その宣言のカードを手札から出さなくてはいけない。つまり、キング宣言して相手がミスすると相手は手札からキングを出して、ペナルティカードを受け取る!なんてひどいんだろう…(でも、そう思わせといて普通のカードかもね^^)
キングカードが入りゲームにより緩急が出るようになった様に感じた。ポーカーの方は1枚づつしかたまらないので、一度最下位候補が出ると「とりあえず、そこいじめとけ!」みたいに安全志向に走りがちだったが、キングのおかげで流れが悪いと一気に追い上げてしまう展開が起こるようになった。反対に不利な人がどんどん不利になる展開も起こり、それも急激なので面白い。ポーカーのころのじわじわいじめるのに爆発力が加わった感じだ。
結論 相変わらず人は選びそう…。でも、ごきぶりポーカーよりはよくなった!