2011年10月9日日曜日

ファーストレビュー「Rage」

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人工冬眠から覚醒した主人公。しかし、未来の地球は荒廃し、盗賊やミュータントが跋扈する荒々しい世界になっていた… 主人公のような過去に人工冬眠させられた人間には”オーソリティ”という集団が懸賞金をかけているらしい 主人公の運命やいかに!!
あらすじはざっくりいうと上のような感じ。Falloutのような終末戦争後(今回は隕石の突入で文明が崩壊したらしい)の世界を描くid softwareの期待の新作FPSということらしい(リンク貼ったのはいいけど書きかけだ… まぁ、DOOMとQuakeを作った古株の会社だと思えばOKです)
さて、あんまりこういうシングルFPSはやったことない私だが、とりあえず難易度はハードでスタァーーート(宇多丸風に)



ところがとりあえず始める前に一ついわねばならぬ…

*レビューを始める前に…このゲームにはちょっと変わった所がある。設定箇所がPCゲーにしてはえらく少ない。ビデオ設定はフルスクリーンか窓でするか・解像度・アンチエイリアスのかけ方・明度のみである。(普通PCゲーには腐るほど設定する項目があるものだ。)その理由は、(各々の個体差が大きい)PC版では自動でソフト側がグラフィックの調節を行なってくれる機能を搭載してるかららしい。これによって普通のソフトでは設定しなくてはならない項目を設定する必要がないということなのだ。なんか自動でやってくれるっていうのは聞こえのいいはなしである。しかし、新しい機能には不具合がつきものなのがPCゲーム。案の定、「高スペックマシンなのにカクつく」とか「テクスチャの貼り遅れが酷い」等の不安が爆発する事になった。
幸い私はRadeonだったので「Rage」用ドライバを入れると不具合はすぐに治った。でも、設定項目は欲しかったなぁ。細かいところをいじれるのがPCゲームの強みでもあるので、シングルプレイが強いこのようなソフトには快適に動作させるための手段が欲しかった。

前置きが長くなってしまったがレビューを始めたい。まず私は「Rage」みたいな世界観が大好きである。
スチームパンク?Fooooo!I like it!!!!! 
なんかレトロフューチャー?Foooooo!I like it!!!!! 
荒廃した殺伐とした世界で銃の撃ち合い?Foooooo!I like it!!!!
という感じだからもちろんこのゲームの世界観も大好き。ご飯三杯いけちゃう
グラフィックも(PCゲーのなかではとりたてて綺麗じゃない やっぱり、コンシューマ基準のゲームという方もいそうだが)私は満足である。FPS視点でこのくらいのグラフィックなら十分世界には没入できるし、なによりもFallout3やoblivionのよりも人物はより見栄えのする感じになっているので気分を削ぐことなくゲームに入ることができた。
UIは普通。個人的には武器切り替えがスムーズにできないのが気になった。4つに区切られた菱形から武器と弾薬を選べるんだけど、コンシューマーよりでデザインされてるからPCだといちいちクリックしないといけないのは戦闘のテンポを削いでしまうのでマイナスだった。
先に不満点をあげてしまったが、戦闘自体は序盤だからかサクサク進めて楽しい!流石老舗のゲームメーカー。これは決してぬるいゲームというわけではなく、”相手の攻撃を避けて攻撃”というところに理不尽な所がないといえばいいのだろうか。基本的な動きを忘れず行えばそれだけスムーズに敵が倒せるので、自分で考えて敵を倒して爽快感Geeeet!というストレートな楽しませ方をしてくれる。コンバットショットガン持って一気に距離詰めてガス!と複数人K.O.とかは序盤ながらちょっと脳汁出た。ちなみに、最初のボス的なやつは機関銃を乱射するお決まりのキャラクター。(定型的な感じを出さないように、結構派手に登場するからボス感はそれなりにあります。)
理不尽な動きがないといえばバギーの動き方。PCの四方向(wasdキー)指令でも曲がりにくい!イライラするー!ということなくスイスイ動いてくれる。まだ序盤なので移動の楽しみはあまりないがこれから行動範囲が広がって、探索要素が出てくるのだろうか?
 今のところ一番の不満点はRPG”風”というところになる。”風”なのはクエスト方式を採用している所。ひとことで言うと”The お使いゲー”。「○○してくれ褒美はこれだ。○○してきたか、お前が出て行ってる間に△△になってしまった。この問題を解決してくれるか?」みたいに今のところずっとこのおっさんの悩み解決ゲームである。
これなら一本道にして演出つけてくれる方が楽しめたと思うんだ…
後から寄り道要素が出てきてクエスト制の意味が出てくるのかもしれないけど、クエスト制自体アクションFPSには合わない気がするけどなぁ。

このあと、そんなにたくさんのクエスト管理することになるんだろうか?
という感じで無駄にRPG風にしたところがちょっとゲーム的な興奮につながってないのでそこだけは確実にマイナス点になります。
1時間半プレイしてのレビューは80点以上といったところ。世界観がかなりプラスに働いているので、別にこの設定には惹かれないなぁという方だと75点の”どまんなか良ゲー”に落ち着くのではないでしょうか。

あとは雰囲気紹介のスクリーンショットを何枚か


 ミッションクリアで取ってきた部品でバギーを使えるようにしてくれた
ちょっとカマっぽい声質のおじさん


この下水道にはミュータントとそいつらが隠したお宝が眠っているらしい
チキンなので入りませんでした><



ダンジョンクリア後に下に降りるためのロープウェイが用意されてます
ここはアクションFPSって感じでめんどくさくなくていいです


こんな感じでクエストを受領します。これはさっきのバギーの部品のありかを
教えてもらって盗賊のねぐらに行くことになるミッションですね(クエスト?)


バギーで荒野をかっ飛ばす
(左下ゲージはバギーのライフで壊れるとレッカーを呼ぶことになるらしい)



(お使いばっかり命じてくる)そのキレイな顔をフッ飛ばしてやる!!
<<参考>>

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